2022
スタッフ紹介
加藤佳美
Yoshimi Kato
横浜で作陶しています。
プロフィール (詳しくはこちらをご覧ください)
イタリアで初めて陶芸体験をし翌年から学び始める
1997年 彌三郎窯(陶芸家 松島芳)
一瓶窯 斉藤政信に師事
2005年 鎌倉 匠 重松幸男に師事
2014年 横浜の自宅に築窯
小さな工房で一つ一つ気持ちを込めて創っています。
さり気ない日常の空気に溶け込む土の温もり感じる器づくりを目指しています。
主張し過ぎずちょっとしたこだわりを取り入れたフォルムに仕上げています。
使い手の方にとって素の自分と向き合える心地よい生活の一部になってくれたら幸いです。
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加登利香
Rika Kato
アメリカのヴィンテージ食器や雑貨の買付けと販売をしています。(ネットショップとイベント出店など)
relish
店舗内装業・インテリアショップに勤務後、アメリカユタ州に留学。帰国後は貿易事務の仕事に携わっていました。本で見たラッセル・ライトの器に惹かれたのをきっかけに、アメリカのアンティークモールを廻るようになり、2011年relishをスタート。2021年秋、東京より岐阜へ移住。
旅行と温泉&カフェが好きです♪時々スポーツ観戦 ^ ^
2022/11/30
こんにちは、スタッフのYoshimiです♪
只今、横浜の工房で作陶中です。
赤土でマグカップ、置物、小皿類を作っています。
陶芸は多くの工程があり仕上がるまでに時間が必要です↓
(土練り→土を成形→生乾き調整→高台を削る→乾燥させ素焼き→釉掛け→本焼き)
私の工房は狭いスペースなので作業中は他の粘土や釉薬が混ざらないよう気を付けてマメに片付けながらを繰り返し、さらに時間が掛かってしまいます。
*磁器土などを使う場合は鉄粉などが入らないように更に気を遣うのです
今回は少し削り作業の様子をお見せします
【ロクロで皿の削りをする場合】
先ずは土台になるシッタを作ります
*これが歪んでしまうと全て歪んだ作品になってしまうので、皿を乗せた時に水平、中心がでるようにしっかり作ります
次にシッタに作品をかぶせ固定し、厚さの調整、高台をカンナで削り出します
*この時にロクロをゆっくり回転させながら手のひらで軽く叩き中心を出します
ちょっとコツが入ります(笑)
造りの時点から中心(軸)がズレてしまうと最後まで上手く出来ません!
常に回転する中心軸を意識しながら余計な力を入れずに作業できればgoodなのですが、不調ですと余計な力などが入ってしまい失敗してしまう事もあります。
↑こんな感じに削って高台を仕上げています
各作業工程を最後まで一つ一つ丁寧に丁寧にを心掛けています。
時々「ふ~」と気が抜けてうっかりミスもあるので(笑)
集中力が必要ですね!
「さて、窯詰めも終わり明日は本焼きです!」
話変わりますが...
せっかくの秋の横浜時間なので久しぶりに歴史的建造物が立ち並ぶ日本大通りへ行ってきました♪
夕暮れ時でしたが
灯に照らされ黄色に染まった街並みをぶらり
昔も一緒に歩いた友人と眺めながら
しみじみ懐かしさと時の流れを感じちゃいました。
早いもので今年も来月で終わりですが、こういう時間を大切に過ごしていきたいですね♪
立派なイチョウの木々からエネルギーをいただき感謝😍
2022/10/14
「海ごはん山ごはん」という番組が昔ありまして(1990年代だったかな)、たしか週末だったと思うのですが毎週楽しみに観ていました。男女3人くらいで、アウトドアで料理を作って、海や山でごはんを食べる。そんな番組でした。
今でこそアウトドアやキャンプブームになっていますが、以前から、アウトドアを楽しんでいる人たちはけっこういたのかなと思います。私も小さなキャンプグッズ持っていました~。
去年、岐阜に引越してきてからは、「リアル山ごはん」を楽しんでいます♪
時々ではありますが、庭にテーブルを出して、ごはんやお茶をのんびりと。
東京に居た時にはわざわざ出かけて行かないと出来ないことを、すぐ家の前で実践できる贅沢な環境です。
山も好きだけど、海も大好きです。
流行りに乗りやすいので(笑)、スキーやスノボのほかにも、スキューバダイビングやシュノーケリングを
よく楽しんでいました。
泳ぐことも好きなので、海に浸かって浮いてみたり、深く潜ってみたり。
最近はなかなか海で泳ぐ機会はありませんが、葉山へ行った時には、森戸海岸を散歩してから帰っています。
先日訪れた森戸海岸は、夏に久しぶりにオープンしていた海の家は片づけられ、静かな秋の気配になっていました。
海の空気を思い切り吸って、山とはまたちがった開放的な景色を味わい、また岐阜の山へと戻ったのでした。
mikan屋でのディスプレイ替えもあって、数カ月に一回葉山に来ています。
今度は海岸にお弁当持って行って、ゆっくり「海ごはん」も楽しみたいです。
(トンビに気をつけて、というウワサも?!)
★mikan屋店内で「アメリカのヴィンテージ食器と雑貨」を常設展示しています。
来年1月には3~4年ぶりにアメリカへ買付けに行く予定ですので、新しい商品もお楽しみにー
2022/9/06
こんにちは、スタッフのYoshimiです。
今回も信楽からお届けします♪
こちらは9月に入り気づけば黄金色になりつつある田んぼの風景が広がっています。
信楽に来てから、今までの環境にはなかった匂いや音に気がつくことがあります。
「んっ?これって稲穂の匂いなのかぁ?」とつい最近、愛犬の散歩中に初めて気づきました。
トンボや鳥も本当に多く、その中でも間近で見るサギに見とれています✨
日が暮れるのも早まり、秋へと向かっていますね。
秋といえば、信楽は滋賀名物の近江牛と松茸の店も目立ちます♪
松茸山があるのですー今年は食べられるかな?(笑)
前回、スタッフのRikaさんが信楽へ遊びに来てくれたお話をされました。
あれから私も岐阜(瑞浪)へ愛犬ラヴィも連れて行ってきました。
🚗信楽IC→瑞浪IC降りると
先ずは、景色が素晴らしい岐阜県瑞浪市大湫町の標高500mにあるカフェ清涯荘でランチを事前に予約し、美味しく体にやさしいヴィーガン料理をいただきました。
こちらはペット同伴可テラス席もあり安心して愛犬とランチできます。
注文したブラック ヴィーガンハンバーガーセットは、ボリュームもあり美味しかったです♪
絶景と美味しい料理で満たされた後はRikaさんのショップへ移動
古民家をリノベしたKANDA HOUSEへお邪魔しました。
実は今回(9月)KANDA HOUSE内の『relish KANDA STORE』で私の陶器を展示販売させていただいております。
9月の営業日
2日㈮ 16日㈮ 20日㈫ 24日㈯
11:00~17:00
岐阜県瑞浪市大湫町1017-20
KANDA HOUSE内
アメリカンヴィンテージの食器や雑貨は常設で置いてあります
自然に囲まれた可愛らしいほっこりギャラリーです♪
最近、田舎へ移住する人が増えているようですね。
それぞれの田舎暮らしへの思い入れ、計画を立てコツコツと築き育てていく過程がとても魅力的にみえます。
もちろん楽しいことばかりではないと思います、とにかく健康第一で車の運転も必要になってきます。
都会暮らしと田舎暮らしをすることで今まで気が付かなかったことにも気づき、モノの見え方、考え方などの視野の幅が広がるようにも感じます。
私の場合、横浜から滋賀県(信楽)までの移動中にスイッチが入れ替わる感じです。
2022/07/26
こんにちは、スタッフのRikaです。
先月(6月)の話になりますが、私の住んでいる岐阜から、スタッフのYoshimiちゃんが住んでいる信楽まで、車で遊びに行ってきました。片道約2時間。ちょうど良いドライブです🚙
私は岐阜と東京を行き来していて、Yoshimiちゃんは信楽と横浜を行き来する生活を送っています。
それぞれ関東に行ったタイミングで葉山へも寄りますが、なかなか葉山では合流できず、今回は信楽で久しぶりに会うことが出来ました♪
●陶芸の森
3月から6月まで「JANPAN STYLE」という展示会があり、私が扱っていた食器(ラッセル・ライト)がこちらに展示されました。信楽へ巣立っていった我が子(食器)が立派に展示されていて、とても光栄です。
陶芸の森の広い敷地内には「アーチスト イン レジデンス」があり、長期滞在をして作陶をすることが出来ます。
大きな窯が何種類もあり、大型の作品も制作可能。コロナ前は世界各国から来たアーティストが滞在していたそうです。
今回は私のルームメイト(陶芸家)も一緒だったのですが、運良くこちらのレジデンスを案内していただきました。
●かまーとの森
Yoshimiちゃんも以前スタッフnoteで紹介していましたが、トンネル窯の跡地にあるギャラリーカフェです。
店内はとても広く、雑貨や植物、植木鉢、陶器、などなど。大きなスピーカーからはジャズが流れ、美味しいランチもいただくことが出来ます。
トイレに行くのに広い倉庫を通り抜けましたが、沢山の器が積まれていました!
(写真は私(左)とルームメイト)
もう一つ、素敵なカフェにも寄り、ルームメイトと陶芸用の土を見に行き、Yoshimiちゃんの家でお茶をいただき、愛犬のラヴィちゃんとも少し遊び、楽しい時間はあっという間に過ぎていったのでした。
噂どおり、町中には狸の置物がたくさん!
岐阜の美濃と信楽と、最近は焼き物の町にとても縁があるようです。
まだまだ見てみたい所があるので、また機会があったら信楽に遊びに行ってみたいと思います。
2022/06/14
こんにちは、スタッフのYoshimiです。
6月は滋賀県の焼物の里、信楽で過ごしています。
田植えが終わり田んぼに水をはる季節
この時期の田園風景は水面に空が映り込み
とっても美しいです。
晩になるとカエルの合唱で辺りは賑やか♪
こちらは今日、梅雨入りしましたよ☂
カエルさん達は、さぞかし喜んでいることでしょ~🐸
ここ2、3年、本当にいろいろと変化がありました。
コロナ禍も含め、移住生活がはじまり、なかなか気持ちにゆとりが持てず自分の日常に潤いを求めていました。
そんな時に、店頭に並んでいた南部鉄器の鉄瓶に目がいき店内に入って眺めていました。
(実はずっと気にはなっていた一つ)
そこへ店員さんがいろいろと説明してくださって益々、鉄瓶が欲しくなりました。
先ず、はじめに白湯をいただいたのですが、こんなに味の違いが実感できるとは驚きでした!
「なんて優しく、まろやかなのでしょ~♪」
お店が実家の近くだったのもあり3度目の来店でやっとゲットしました👍
量産品など価格の幅も広く迷いましたが、やはり一生ものの伝統工芸品を選びました。
昔ながらの「あられ模様」ほっこりしていてどこか懐かしい
飽きのこないシンプルな定番デザインでよく見ると和モダンで素敵☆彡
鉄瓶のよさ、鉄分不足ぎみなお年頃の私にピッタリ、お抹茶を美味しくいただきたいと思っていたところ、このお湯だったらかなり美味しくいただけますわ~🍵
使い始めのお手入れなど、少し気を使いますが日常の中での物に対する愛着や丁寧さを心掛ける精神も大切だと思いまして・・・真面目?(笑)
また、新たなお気に入りの日常用品が増えモチベーションアップします↗
ちょっとした手間の積み重ねで生活が潤い
身体にも良い習慣が身に付き、良い物との出会いは嬉しいですね。
手仕事のものを引き継いで使っていく喜びは、ものづくりをする立場としても学ぶものがあり気が入ります!
「みなさんも梅雨冷えに白湯おすすめですよ~♨」
*プチ知識
【南部鉄器】岩手県の伝統的工芸品
・南部鉄器で調理をすると鉄分が少しずつ溶け出し、食材や水分に鉄分が移り鉄分補給が可能になる
・水道水のカルキ(塩素)が除去できる
・南部鉄器でお湯を沸かすとミネラルが南部鉄器の内部に付着し軟水化させ、まろやかに、おいしくさせる
2022/05/06
こんにちは、スタッフのRikaです。家の庭では春の花がたくさん咲いてきました♪
mikan屋で知り合ったのがご縁で、今でも仲良くさせていただいている友人がいます。
今でも、というよりは、今の方が更に、ですね。
カフェには様々な人が訪れ、一人の時間を過ごしたり、仲間とコーヒーや食事を楽しんだり、集いの場となったり。
そして居合わせた人同士での交流も生まれたりします。まさに一期一会。
先日も私が住んでいる岐阜のカフェで、偶然同じ時間に店内にいた女性2名とお話をする機会がありました。
少し離れたところで、私はひとりでのんびりしていたのですが、ふとしたきっかけで話がはずみ、終いの方には私も同席してひと盛り上がり(笑)。
それからほんの数日後も、また別のカフェで、偶然居合わせた方をカフェのオーナーさんが紹介してくださり、今後もご縁が続いていきそうな良い出会いとなりました。
そんな事はそうしょっちゅうは無いので、ここにきて続いただけかもしれませんが。。
出会いとは不思議なものですね。
現在わたしは岐阜で、自身のお店を週に一度開いています。(アメリカンヴィンテージの食器と雑貨店)
ちょっとしたお茶のみスペースがあり、気軽な語らいも楽しんでいます。
この先機会があればミニカフェも検討中ですが、mikan屋のような、温かく、そして訪れた人がほっと出来るような、さらには良い出会いがうまれるような、そんなカフェや場を作っていけたら嬉しいです。
5月の2週目は、久しぶりに葉山に行きます。
山に居ると、海が恋しい!w 楽しみです〜
「relish KANDA STORE」
岐阜県瑞浪市大湫町1017-20
シェアハウスKANDA HOUSE内
基本的に毎週金曜日にオープンしています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!
お問い合わせ : rikakato713@gmail.com
PS スタッフnoteは5月で1周年ですね。
これからもぼちぼちと続けて参りますので、宜しくお願いします!
2022/04/01
春ですね~♪
こんにちは、スタッフのYoshimiです。
季節の節目で時々ふと昔を懐かしく思いクタクタになるまで遊んでいた子供の頃に感じた空気を思い出す時があります。
そして、自分が積み重ねてきた年月と四季折々の無意識の内に感じてきた感覚、五感の大切さを感じ、引き続き磨いていかねばと思うのです。
私は幼い頃、木登りと砂遊びが大好きで一人でも近所の山を探検したり、木登りして海を眺めたり、山から遠くに見える海を目指して歩き住宅街に入り海が見えなくなり迷子になったりしました(笑)
今、思えば目指すものは近づくにつれ姿が見えなくなり不安になる。
そのまま前進するか迷う…ちょっと人生みたいだな~なんて思いました。
日が暮れるまで公園の砂場で底が見えるほど穴を掘って、砂場の縁の溝に水を溜め川をつくり、真ん中に大きな山を作りトンネルを開通させ👏道を通し街をつくり、人を石に例えて動かして遊ぶ…もう想像が広がり過ぎて一日では終わらないなんて日が多かった。
気づけば辺りは暗くなっていて毎回、泥んこで帰宅し母に怒られ、鍵を閉められた事もありましたが😅懲りずに繰り返していた記憶があります。
その頃、仲良しだった友達は「よしみちゃんは雨の日でも外で遊ぶからな~」などと言いながら気づけば一緒に泥んこで…帰宅して叱られるハメになっていた様です(笑)
なんて幸せな時を過ごせていたのだろうと思います。
好奇心があり過ぎてケガや怖い目にも合いましたが、はじめはそういう経験から加減(感覚)がわかっていくのでしょうね。
本当に子供の頃は遊びから学ぶ事がたくさんありましたね。
全てが新鮮で純粋だったあの頃、誰に指図される訳でもなく自分の意志で身体と想像力から心を動かされ思い切り遊んだ経験が今の自分の感性に響いているのを感じます。
特にものづくりをしている時にその感覚を呼び起こす気がします。
世の中、ストレスの多い時代でもあります。
なかなか自分が思うような波には乗れずバランスを崩す人も多いのではないでしょうか。
やはりオンオフの切り替えがとても大切ですよね。
自分と向き合う時間をもち素直な自分の感覚を意識しながら呼吸を整える。
先ずは身近に出来ること、美味しいものを食べたり、楽しかった出来事を思い出したりするだけでも違うと思います。
時には五感を研ぎ澄ますことも…
心地よい空気(空間)、人や場所、モノを感じる時は、きっと自分の内感にある波長が合う時で五感が働くのだろうな~と思います。
自分の心が落ち着くモノや場所をつくっておくと良いですね。
第六感に関しては…勘が働いたり予感、直観、霊感、インスピレーションなど
何かを表現しカタチにするには必要な感覚だと思っています。
想像から創造へ
未知なる素晴らしい世界がまだまだ無限に広がっている!
そう思うとソワソワします♪
今回は、私の頭の中で感じてることを長々と綴ってしまいました😅
最後まで読んでくださった方どうもありがとうございます。
私は写真も好きでその時の空気感も写せたらと心掛けています♥
2022/3/01
こんにちは、スタッフのRikaです。現在は岐阜県に住んでおり、コロナ渦の影響でなかなか葉山に行けない状況が続いていますが、最近は、岐阜や隣の長野県へ古道具を探しに行っていました。
「地域古物」を扱っているこれらのお店は、地元の古い家からの買い取り依頼などがあるようで、当時は日常的に使われていた道具や家具などが多数店頭に並んでいます。
私たちの親の世代、祖父母の世代には当たり前のモノであっても、若い世代の人たちには、珍しく、そして目新しく感じる品物も多いのではないでしょうか。
mikan屋の店内にも、そんなモノが色々ありますよね。
足踏みミシンだったり(直して使えるようになりました!)、古いラジオ、小ぶりで素敵な食器棚、お会計のカウンターとして使っている家具も古い物です。
あとは、ちゃぶ台だったり、収納ケース兼テーブルにもなっているお茶箱だったり、傘立ても古い樽?を再利用して作られました。
こちらは今回購入したモノたち。
木製のセイロや、学校で使われていたテーブル(机)、窓ガラスなど。
アルミのようなトタンの大きな四角いのは、お蚕さんの道具です。
3月より、岐阜にて小さなショップをオープンすることになったので、これらの品々を再利用して、ディスプレイ台や看板などを作りたいと思っています。
まだアメリカへの買付けにも行けない状況なので、近場でお宝さがし!
日本、アメリカを問わず、やはり古道具屋さんはワクワクと楽しいものです。
ご縁があって手に出来た古い品々を、たくさん活用してみたいと思います。
2022/2/02
焼物の里で知られている滋賀県甲賀市信楽町、ご縁があり2年前に移住しました。
*横浜の作業小屋では定期的に作陶しています。
滋賀県といえば琵琶湖のイメージがありますが信楽は三重県(伊賀)にも近く全く琵琶湖は見えません!
よく聞かれるもので (笑)
標高300mある山に囲まれた盆地です。
田園風景あり信楽には朝宮茶の茶畑もあります。
冬はかなり冷え込み夏は過ごしやすい暑さです。
交通の便は、かなり不自由かな? 一人一台の車社会です。
*信楽高原鉄道は一時間に一本 運行しています
歩いている人は少なく週末になると信楽焼の観光客が街中を歩く姿を見かけます。
いい気候になるとバイクツーリング客も増えます♪
とにかく、人よりタヌキの置物が多く目立ちます!
滋賀県名物の「飛び出し坊や」とび太くん交通安全キャラクター看板も目につきますよ~
窯元さんが立ち並ぶ街中にはユーモアあふれるカフェがいくつかあります。
・広々としたトンネル窯跡の工場跡地の飲食&雑貨店「かまーとの森」
(レトロなミシンのコレクションと音響のいい大型スピーカーが印象的)
・窯元さんのご主人がこだわる自家焙煎しているコーヒーが味わえるギャラリー「ギャラリー陶ほうざん」
(いくつか並んでいるお好みのカップ&ソーサーでいただけます)
・登り窯の中で語り合いながらケーキセットをいただけるカフェ「陶芸村」など・・・
↑ほんの一部で焼物の産地だけあって陶器にこだわった店が多くあります。
少しばかり信楽焼について↓
伝統的な信楽焼は、薪窯で焼いた土味を生かした温かみある緋色の発色、自然釉によるビードロ釉と焦げの味わいが特色づけられています。
茶道具だと花入れや水指など「わび・さび」の趣を感じられます。
最近の若手作家さんたちの作品は幅広くポップで可愛らしいものから渋めのものまであり、都内のショップでもよく見かけます。
大きな焼物だと神奈川県では箱根の温泉地で見かける陶器の大風呂(浴槽)信楽焼が多い様です。
横浜生まれの私ですが地方に住むのは初めてで今まで気づかなかった、また違った視点から物事を考えさせられたり色々な面が見えてきます。
ここは車社会ですが人力で動くのが好きな私は基本、駐車場に停めて街中は歩いています。
街中の発見を楽しんでいますが少し浮いているかもしれません・・・笑
まだまだ、あまり知られていない深~い歴史ある信楽(紫香楽)また信楽の暮らしや歴史情報なども載せたいと思っています。
ご興味ある方は是非、コロナが収束しましたら海から深い歴史ある山奥の信楽へもいらしてみてください!
また新鮮で違った空気を味わえますよ。
スタッフ:Yoshimi