重松先生の器

芦名在住の陶芸作家 重松忠道先生の作品です。

三事碗といい、抹茶茶碗、ご飯茶碗、小鉢として三通りの楽しみ方ができることからそう名付けられた器です。光沢や曲線がとても美しく

手触りもやさしいお椀です。

先生は15歳から陶芸の道を歩まれ半世紀以上作陶されている方ですが

『作品が出来上がるまでの手間のひとつひとつが何かを教えてくれる   

 飽くことのないこの生業を私はおおいに気に入っている』と言われています。もうこのへんで良いではなく常にまだまだと学びながら作られていることにとても感動しています。また、『陶器はぶつけたり落としたりすると割れます。割れた陶器でケガをしないように気をつけてください』というカードに添えてある言葉に、陶器が割れないように気をつけてではなく割れた陶器でケガをしないように気をつけてくださいという先生のお気遣いやさしさを感じてますます感動しています。

重松忠道先生の作品はmikan屋で常設しています。心あたたまる器をどうぞご覧ください。