手作り

ご縁があって、『布ぞうりアトリエ 葉山・柿の実』さんの作品に出会いました。

布ぞうりは昔から日本に伝わる履き物で、80代の私の母はよく手作りしたそうです。柿の実さんではゆかたのはぎれをパッチワークのように組み合わせて柄を編み出しています。なので同じものは二つとないそうです。そして、足馴染みの良さや汗の吸収の良さなどから木綿100%のはぎれにこだわっています。履けば履くほど自分の足に合ってきて自分だけの、世界に一つだけの布ぞうりになるという魅力があります。

はたきとほうきは、布ぞうり作りで余った布を、捨ててしまうのはもったいないという考えから作っているそうです。

物を大切にされている気持ちが伝わってきます。

 

mikan屋に置いている陶器も手ぬぐいもそうですが、やはり手作りしているものには作り手のメッセージが込められているのを感じます。作品を通して伝えようとしている事が必ずあると感じます。

mikan屋もひいお爺ちゃんの手作りしたものです。ひいお爺ちゃんの魂のこもったこの空間で、手仕事の良さを感じられる作品と出会いとても感謝しています。